年越しは 十割そばで 椀子そば UIが刷新されまくったTwitterクライアント「SobaCha」再レビュー
たまげたなぁ |
半年ほど前にレビューしたTwitterクライアントアプリ「SobaCha」があれからバージョンアップを繰り返し、大きな進化を遂げていました。
そこで2013年の終わりを飾るに相応しい記事として、この進化したSobaChaを改めてレビューしてみようと思います。
スマホでは1ペイン、タブレットでは2ペイン表示 |
まず全体的なUIについて。今回のレビューではテーマを「黒」に設定していますが、初期設定では白になっています。ここは好みや使用するデバイスの癖などに合わせて変更するといいでしょう。
わかめそばって打とうとするとよくわけめそばになる |
他の多くのクライアントとは異なり、TLを広く表示したまま各種操作が出来るといった非常に便利な設計になっています。
タイムラインを追いながら文字を打ったりすることも可能ですし、投稿の間もタイムラインが表示されるため忙しい人でもTLの話題を逃すことはありません。
投稿ボタンは残り文字数の表示と一体化されており、それぞれがスペースを専有することなくうまく共存できている点も発想の勝利と言ったところでしょうか。
スマートフォンなどの小さな画面では普遍的な1ペイン表示となりますが、それでも狭さを感じさせることのないUI設計には感動すら覚えます。またタブレットでは2ペイン分割表示となり、大画面を余すこと無く活用できます。
スマホ・タブレットで大きな違いはない |
次は設定項目についてです。投稿ボックスの左側に設定ボタンがあり、そこをタップするとこのようにポップアップで設定項目などが表示されます。
マルチアカウントにも対応している他、twilog や Favstar などの外部サービスへ一発でアクセスできるショートカットも有ります。
一般的なクライアントにもある設定画面のようにも見えるが…? |
詳細設定においてはテーマの変更や引用方法の変更、アイコンの読み込みサイズの変更など普遍的な設定ができます。
画像の投稿先もこのように変更できます。公式のpic.twitterに対応しているところがとても嬉しいですね。
その他の設定については、こうした現在実験的に実装した機能を試したりすることができるそうです。メッセージの変更は絶対いらない気がします。
ノイキャン…だと…? |
そして最後には「ミュート機能」についてです。
このSobaChaの他と違うところと言えばやはりなんといっても「ノイズキャンセリング」機能です。
よくネタツイートなどがRTで回っていき、多くの人に見られるようになることがあります。
それ自体別に悪いことではないのですが、そのツイートに対し何と戦っているのかわからないような批判や「ワロタw」など意味不明な内容を非公式RTで返信してきたりといったユーザーが多くいます。
このノイズキャンセリングはそんなユーザーに@ツイート欄を蹂躙されるなんてまっぴら御免なユーザーにおすすめな機能です。
事前に自分のフォロー一覧を取得しておき、そのユーザー以外からの@ツイートを除外する機能です。実装された投書は大きな反響を呼びました。
これほどまでに多くの機能を盛り込み、なおかつ洗練されたUIで操作性まで失わないSobaCha、これから先のさらなる進化からも目が離せません。
ただ、証明書等の関係で現行バージョンはAndroid2.2以降のみサポートされるということです。
Android向けTwitterクライアント「SobaCha」はGoogle Playから無料でダウンロードできます。
使用端末:Galaxy Nexus SC-04D(NTT docomo)/ASUS Nexus 7
Androidのバージョン:4.4.2(CyanogenMod 11導入済み)
使用期間:およそ数ヶ月
レビュー時のアプリのバージョン:1.1.5 "NanbanSoba"